やっぱり社長ってすごいよ。

●上司に求めたいこと

ここのところスランプ続きの私ですが、本当にコミュニケーションが取れなくなっているかといえば、そうでもない。ゴールデンウィーク中、いろんな場所へ出かけていって、知りたいこと、聴いてみたいことは満足度180%ぐらい吸収できたように思う。

では、なぜ今の環境ではうまくコミュニケーションがとれないのか・・・社長の言うとおり「自分より上にいる者が能力を持った人間ばかりだと思うこと自体が、大きな勘違いだ」
・・・なのかもしれない。そんなことを社長に質問すること自体、アルバイトのくせにずうずうしいが。
でも、アルバイトの立場から言わせてもらえば、肩書きがついた(つけていただいた)時点で、その自覚だけは持ってほしいと思う。

別に難しいことをお願いしてるわけじゃなく(そりゃ、上に行けば行くほど与えられる仕事も責任も増えるわけだし、管理する範囲も広がっていくわけで、大変なのは重々承知。)、ただ、自分の部下のしていることぐらいは理解する努力はしてほしい。

時々日々の業務に追われている上司を見かけることがある。日々の業務というのは、基本的に過去のお片づけ。起こったことに関する処理であって先のことではない。
それに追われている上司に「夏にこんなことしてみたらどうですか?」と、先のことをいくら提案しても、まったく反応がなく、結果は「まだ早いんじゃない?」「とりあえず保留でいいかな。」というような答えが返ってくる。

そりゃそうだ。現在どころか、まだまだ昨日、おとといのことを片付けているのだから・・・。
でも過去のお片づけ仕事は他の人にふって、上司と名のつく方々には一日先、一週間先、一年先の会社を考えながら仕事をしてほしいと思う。これってわがまま?

プラウドっておもしろい・・・のは私だけ?

うちの会社は特殊で(・・・会社勤めをしたことがないので、組織に対するイメージでしかないけど)、やりたいことがあれば下の者(もちろんアルバイトでも)であっても、提案したり、実行したりできる環境である。
これは私のように、ひとに言われて仕事をしたくない人間にとっては、もってこいな環境でもある。

だからといって、基本的には誰も助けてはくれない。すべての責任(というと、ちょっと大げさだけど)も提案した自分が負う形になる。これは結構プレッシャーではあるが、最終的には会社(社長)がOKしているものしか実行できないので、(別にこれに限らず、会社の業務全般は最終的に、社長がすべて責任を持つのだけど)社内で反対する意見や、文句が聞こえてきたとしても「ふーーんだ、社長がOKしてるんだから。文句があるなら社長に言いな。」ぐらいの強気で、私はいつも進めている。

会社、特にうちのようなベンチャー企業は既存の大手企業とは違った視点で勝負しないと、話題にもならないし、大きくならないと思っている。だから私は、できるだけ新しい情報にいつでも敏感に反応し、少しでもプラウドに貢献できる、すきま産業的で奇抜であろう企画を、毎日考えている。
もちろん、いままで撃沈された企画もいっぱいだけど。

●理想のの上司とは・・・すなわち

うちの会社にも、いつも先を見ながら仕事をしている上司はたくさんいる。その中でも、社長はすごい。
私のような突拍子もない奇抜なアイディアにも、即答で判断でき、鬼のように質問、疑問をぶつけてくる。
これは、社長の一番尊敬できる部分であり、自分が目標にしたいと思う、理想の上司像でもある。

だいたい、うちはドライバー派遣の会社なのだから、優秀なドライバーを、必要とする企業に派遣しないことには、お給料もいただけないし、会社も成り立たない。
なので、私のような企画ものは直接売り上げにも貢献しないし、社長にはもっともっと他に考えたり、行動したり、営業したり・・・・超ハードなはずである。だけど反応はプラウド一早いし、的確なジャッジをしてくれる。
それにもし、社長自身が知らない情報だった場合、怖いぐらいに質問をしてくる。で、さらに深くリサーチをして追求してくる。

それは、日頃から情報を仕入れていて、世の中の動きに敏感で、プラウドの先の先まで考えているからだと思う。ま、経営者なんだから当たり前っていっちゃえばそれまでなんだけど。

いつもいつも提案したことが、簡単にOKがでるわけじゃなく、ほとんどがその場で撃沈・・・。
たまに、理不尽な理由でNGに終わることもあり「絶対、辞めてやる、こんな会社っ!」とムカつくこともあるが、よくよく考えてみると、自分の企画がどこをどうグルグル回っていて、結果がどうなったのか、誰が考えてくれているのか、イライラするより「だめ、NO!」と即決されたほうが、次に進むことができるし、ストレスはまったくない。(なくはない・・・その日はとりあえず、家族じゅうに当たりまくるけど)