イタリア大好き!

●中間試験中じゃなかった?

昨日から拓也は中間テスト。一番苦手な科目が集まったらしく、超自信なさげに登校・・・。二日目は得意の国語と歴史なんだから、挽回すりゃいいでしょ。
試験中は、午前中終わりなので実家で勉強・・・しているはず。。。。が、昨日迎えに行ってびっくり。
実家の近所に住む同級生と自転車で、地元の中学見学。みんな勉強してるんでしょ、だいたい拓也の地元じゃないし。意味わかんない・・・。

『ちょうど授業中でさあ、誰も外にいなくてさあ。つまんないから公民館で将棋してたよ。』
・・・なにがあ、つまんないだとお?目標の120人中100番以内にも入れたことないくせに。
勉強しろ、勉強っ!とりあえず100番以内に入ってから言えーーーーーっ!!

だいたいさあ、拓也が怒られないで、私が怒られるのがよくわかんないんだけど。すっごい勢いで母に怒鳴られたよお。
それでさ、今朝は『ああ、足が筋肉痛だ。すっげえ坂道一気に上ったからだあ。超辛いよ。』なに?試験中に筋肉痛?ふざけろよっ。頭使ってこいっ!

●先週末、小学校受験のための塾で「あなたの好きな乗り物はなんですか?」の質問に「トラック」と即答したらしく、あとで先生に「くるみちゃんっておもしろいですね。道路工事をする人になりたいみたいですよ。」と伺いました。
自宅で仕事の話をしすぎかなあ。ま、いいんだけどね。やりたいことをするのが一番だから。

でも・・・道路工事に行く、作業員を乗せる、トラックの運転手だけがしたいんですけどね、ほんとは。
なんたって作業はたっちゃんとゲンちゃんですから。

ゴールデンウィーク中のイタリアでは

実はゴールデンウィークに、くるみとイタリアへ行ってきました。・・・新橋にある。
連休中、新橋の一角にあるイタリア街にある「汐留イタリアクリエイティブセンター」で開催された「子どもにこそデザインを」に行ってきました。
クライアント向けのイベントだったので、連休中にもかかわらず、がらがらで十分満喫できたイベントでした。
生まれ変わったらイタリア人になりたい私としては、東京で開催される、イタリアのイベントには目がない。とにかく色が好き。明るい生き方も大好き。

そこではイタリアの子どもたちが考えた家具やインテリアが展示。また子供向けの親子参加型イベントあり、の楽しい企画でした。ま、拓也といったらもっとおもしろかったかも。くるみは内弁慶だから、イベント向きじゃないのよね。
それでも(半分無理やり)「親子で作るイタリア料理:パスタ編」に参加して、いろんな形のパスタ作りに挑戦っ!挑戦・・・してたのは私かな?それを見てたのがくるみ、って感じ。

クリエイティブセンター内だけじゃなく回りもイタリアチックなお店しかない異空間。
ちゃんとバンビーノみたいな、わかーーーーいシェフ(TOKIOの山口君みたいな)が説明してくれて、私は超満足だったんだけどね。

周辺のお店もぜーーーんぶイタリア。おかしかったのがイタリア風「COCO壱番館」。一瞬気付かないぐらいのイタリア風。。。でもカレー。なぜか場外馬券売り場もあるんだけど、超でっかい高層ビル。それもイタリア。。。なんだけど、出て来るオヤジは錦糸町、って感じ。

センター内に「子どもたちにこそデザインを」のプロジェクトルームがあって、いろんな絵本や遊具が展示。だーーーれもいないので、くるみも大満足。時間も忘れて、イタリア遊具で楽しんじゃいました。

そこにあったステキな詩を紹介・・・・長いけどね。

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でも、百はある。

子どもには
百とおりある。
子どもには
百のことば
百の手
百の考え
百の考え方
遊び方や話し方
百いつでも百の
聞き方
驚き方、愛し方
歌ったり、理解するのに
百の喜び
発見するのに
百の世界
発明するのに
百の世界
夢見るのに
百の世界がある。
子どもには
百のことばがある
(それからもっともっともっと)
けれど九十九は奪われる
学校や文化が
頭とからだをバラバラにする。
そして子どもにいう
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは
復活祭とクリスマスだけ。
そして子どもにいう
目の前にある世界を発見しなさい
そして百のうち
九十九を奪ってしまう。
そして子どもにいう
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にならない
ものだと。

つまり百なんかないという。
子どもはいう
でも、百ある。

ローリス・マラグッツィ